本をひもときましょう・・・ |
決勝戦に残ったのは、ドイツとブラジル! テレビでドイツ語が聞けるチャンス、ちょっと耳を澄ましてみてください アルバイト、メルヘン、カリスマ、カルテ、キシリトール、 ゲレンデ、バウムクーヘン、A.シュワルツネッガー・・・ みんなよく聞いたリ、使ったりする言葉ですね これ、みーんなドイツ語です! |
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と思って調べてみました 「アメリカ」は英語、「イギリス」は・・・あれ? 「イギリス」なんて英語はないですよね これはポルトガル語だそうです 「ドイツ」という言葉も本当は オランダ語のDuits(land)から来ているそうですが、 ドイツ語とオランダ語って方言ぐらいの違いしかないようです で、「ドイツ」はドイツ語の「Deutsch(land)」からきた といってもそうかなぁって思うぐらい 発音は「ドイチュ(ラント)」です ドイツ語を公用語に使っている主な国は |
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学生時代に、先輩にいろいろ面白い話を聞いたものだ ドイツ語の名詞にはなぜか男性、女性、中性の違いがある・・・ それぞれに冠詞をつけないといけない(^ ^;) 男性はder (デア)、女性はdie (ディ)、中性はdas (ダス)・・・ これをおぼえるのは至難の業で、当時も苦労したけれど今ではお・ぼ・ろ・・・(^ ^;) コーヒー(Kaffee)と喫茶店(Cafe)を意味する単語が同じカフェ! この覚え方は、「出すカフェ(喫茶店のこと)」「出るカフェ(コーヒーのこと)」 その心は、喫茶店は中性で「das」、コーヒーは男性で「der」だから・・・なんてね! アルバイトしていた苦学生、いつもゲルピンだったので「オーネゲルト氏」というあだ名がついていた.これは独語科の隠語だったのかな・・・ ほかにちょうど真っ盛りの学園紛争でゲバルトに走った人もいた・・・ 悪名高いヒトラーの唯一の功績はアウトバーンを整備したことだとも聞いた ツェッペリン将軍が設計した飛行船は、いまも宣伝に一役買ってふわふわと飛んでいる ドイツと言えば、グリム童話、このなかのラプンツェルは、わたしの大好きなメルヘン・・・「ラプンツェル」とはチシャを意味するとはいえ、題名が「チシャ」では面白くなさそうな気がする(^ ^;) そうそう童話の王様って、なぜかカイゼルひげを蓄えているのだ ちょっと古いけれど、バックシャンなメッチェン・・・前に回ったら ××だった、なんて、自分がもてないのを棚に上げてる人もいたっけ(^ ^;) ちょっとしたおしゃべりの中にいろいろ出てきますね・・・
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・・太字のキーワードをクリックするとその項に飛びます・・
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近頃は、病院でクランケのカルテを公開してくれるようになって、自分の体に対する自覚もましてきたように思う うちの次男は小さいころ、怪我の名人で、整形外科の常連・・・擦りむいてガーゼを当ててもらうぐらいならいいが、ギプスをして松葉杖で通学していたこともあった 思い出すとクレゾールの臭いがしてきそう・・・ 豆腐や寒天、ゼラチンが固まった状態をゲルという 固まる前のどろどろした状態はゾル・・・理科で習ったような気がする(^ ^;) 大腸カタルに胃カタル、神経的なものもあるようで、テストの前になると急にお腹が・・・(^ ^;) カプセル薬を飲んでがんばろう・・・ 父は心筋梗塞をして、カテーテル治療を受けたが、ちょっと前は大腿部から入れるのは大変だったが、最近は腕からできるようになって格段に楽になったそうだ カリエスって結核菌に骨や関節が冒されることだそうだ 最近でもけっこうあるようで、歯を抜いた後でもばい菌が入るとなるんだって! 気をつけよう・・・ クアハウスって、日本ではリゾート施設とか、温泉施設のように使われているが、本来は療養施設のこと 健康のために、カロチンのたくさん含まれる緑黄野菜を食べて、キシリトールガムで虫歯予防をし、筋肉に蓄えたグリコーゲンを運動で燃焼させよう! パンを作る強力粉には薄力粉よりもグルテンがたくさん含まれている
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ドイツ菓子で有名なバウムクーヘンは正に「樹のお菓子」 鉄の棒に材料を薄く塗っては回しながら焼いていくと年輪のような模様を作りながらだんだん太くなっていく トルテは、デコレーションケーキのような大きなケーキから切り取った一片のケーキ タルトはフランス語 お菓子の名前によくついているキルシュとは、「さくらんぼ」のこと ドイツでは、職人の技術というものが尊重されている なんでも技術を持った人をマイスター(親方)として認定している ケーキ作りのマイスター、靴屋のマイスター、大工のマイスター、いろいろ・・・ 余談だが、ワールドカップの決勝戦を前にしたドイツのゴールキーパーは、 ヴェルトマイスターになりたいと言っていた・・・ さしずめワールドチャンピオンのことだろう
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理科の実験教室で、プレバラートを作ってルーペや顕微鏡で観察したこと、 メスシリンダーやシャーレの並んだ棚がなつかしく思い出される 鍾乳洞は、カルスト地形の石灰岩が雨水などで浸食されてできた自然の洞窟 なかでも山口県の秋芳洞は規模も大きく、すばらしい 氷河によってできたU字状の谷は、カールという 雪面が氷状に固まったところをアイスバーンという
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もうすぐ夏、しかし巷ではすでに次の冬のファッションを紹介している! 冬と言えばウィンタースポーツ、といえば、このごろはスノーボードかな・・・ スキーはちょっと影が薄くなりつつあるかも でもドイツ語では、スキー関連の言葉が花盛り! 真っ白なゲレンデに描くシャープなシュプール、かっこいいな・・・ どすん、どすんと穴掘りに精を出す人もいるようだけど(^ ^;) 初めての人はボーゲンから入る プフルークボーゲンと直滑降、斜滑降ができたら4級のバッジをもらえる シュテムボーゲンをクリアして、クリスチャニアができるようになったら一人前だそうだ シャンツェの上に上ったら足が震えて、シーハイルと叫ぶどころか、怖くて悲鳴をあげそうになった、高所恐怖症のかぼちゃです(^ ^;) 長男はアウトドア系人間 時間のある学生のときは、ザックにシュラーフやコッフェルを詰め込んで、ハーケンをジャラジャラいわせながら、出かけていったものだ 足場の悪いところを歩くときは、ストックを両手に持ち、靴にアイゼンをつけるのだそうだ
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アメリカの映画俳優の名前には、けっこうドイツ語が出てくる さすが人種のるつぼなのだな・・と思う ■「シュワちゃん」こと、アーノルド・シュワルツネッガー: Schwarznegger [シュヴァルツネガー] Sschwarz=黒い + Neger=黒人で、「黒い黒人」 ご本人は、オーストリア出身だそうです ■美人で演技も上手な女優さん、ミッシェル・ファイファー: Pfeipfer [プファイプファー] Pfeipfe=笛 + −er=する人で、「笛吹き」 ■ヒット作を次々と送り出しているスピルバーグ監督: Spielberg [シュピールベルク] Spiel=遊び + Berg=山で、「遊山」 ぴったり! ■ワールドカップサッカーでドイツは決勝に残った ゴールキーパーがめちゃくちゃうまい! あの人は、名前をKahn [カーン] 「小舟」 大船に乗った気になるけど・・・ ■この人を忘れてはいけない! かの有名な アインスタイン先生は:Einstein [アインシュタイン] Ein=ひとつの + Stein=石で、「一個の石」 毎月、山のように出版される雑誌類、そのネーミングには皆さん苦労しているようす 漢字、ひらがな、カタカナ、英語、フランス語、・・・ タネが尽きたのか最近はドイツ語もちらほら出てくる
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歴史的に見ると、英語はいろいろなことばのごたまぜのようだ デーン語、フランス語、ドイツ語、ラテン語、そのほかもろもろ しかし、そもそもはゲルマン人がブリテン島に移住したことから 始まるので、ドイツ語とは密接な関係があるみたい・・・ よく似た単語がたくさんある ただし、発音は少しちがうかも・・・(^ ^;)
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■英語は、いろいろなことばがミックスしているという 辞書の語源の項を見ると、よくわかる そもそもはゲルマン語、キリスト教とともにラテン語が、ノルマンディーの征服時はフランス語が流入した、というふうにその歴史と密接に関連している ■いろいろな言葉が導入されるうちに、ちょっとした混乱も起きる 日本語のメリケン粉やミシンもその一例だ メリケン粉は、American flour (アメリカの粉)がなまったもの ミシンは、sewing machine (縫う機械)の後ろのマシーンがつよく聞こえたからという ■ところで英語に、adv- ではじまる単語がいくつかある
フランス語では、aventure アヴァンチュール ドイツ語では、 Abenteuer アーベントイアー ここでちょっと目を凝らして見て・・・ どうして英語にだけ、d があるんだろう・・・ ことの真偽の程は知らないが、これはまちがって導入したという話がある つまり、adv ではじまる単語がいくつかあるので、これもそのたぐいと思ってないものをつけてしまったというのである(^ ^;) この真相をぜひ知りたいのだが、どなたかご存じないでしょうか・・・ ■また、ロシア語のアルファベットは、ちょっと変わっている 英語になれたものには、左右が逆だったりさかさまだったり・・・ これは、ヨーロッパから文字がもたらされたときに、上下がわからなくなったから、という(^ ^;)のだが、これはどうも笑い話臭い(^ ^;) ■それにしても、ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字、といろいろに表記できる日本語も、世界の言語の中ではかなり特異なものだろう・・・ ■学生時代に言語学を習った先生が、ローマ字国字論者だった かの岩倉具視の孫といううわさだったが・・・ 試験は「ローマ字国字論について意見を述べよ」という問題 意見を述べよ、というからには、何でも述べていいのかと思うと、これが×! 反対意見を書こうものなら、ものの見事に落第点をちょうだいすることになる! そして、追試の問題は、またまたおなじもの! とにかく、なにが何でも賛成しないといけないのだった(^ ^) そして、ウン十年後・・・ 縁あって知り合った友人が、京都の大学に通っていたのだそうだが、 何かの時にこの話をしたら、なんと同じ先生に言語学を習ったという! わたしは大阪だったから、ありうる話だが、しかし奇遇というほかない・・・ |
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