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天下に鳴り響く「曽我の梅林」、初めての探訪!
朝、絶好のハイキング日和、おてんとさまはにっこりほほえんでくれた
14人の胸を期待に膨らませつつ、電車は国府津駅へ・・・
ここで、一人合流し、総勢15人で歩き始める
道の両側は、ほとんどミカン畑になってくる
おいしそうになっているミカンを横目に、汗をかきかき、山道を登る
そのうちに、道ばたでミカンを売ってくれる人が・・・
樹で完熟したミカンが、冷たい空気に冷やされ、おいしいことこの上ない!
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早くもタンポポが・・・ |
おいしそうなミカン |
かなり登ってきたところで、丹沢の山系がはるか彼方に・・・
真ん中あたりに、雪で白く光る山頂
おいしいミカンで元気百倍!
どんどん歩け、歩け・・・
そろそろ下り加減になってきたと思うと、いきなり梅林が現われる
反対側には、海が見え隠れする
左遠方には、大島がかすんで見えたが、写らない(^ ^;)
道ばたにたたずむ古木一本
いっせいに天を指す枝の迫力! これで根本は一本だけ・・・
いよいよ曽我の梅林に入る
ここは、別所、原、中河原の三ヶ所に分かれている
別所会場にはいると、車と人で大混雑・・・
それに負けず、梅の花も満開でむかえてくれる!
白梅、紅梅、しだれ梅、ガクの赤いのや緑のや、紅梅の濃淡もさまざま
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ちょっと狩野派の襖絵の一部みたいでしょ! |
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淡い色のピンクが愛らしい |
ガクの緑の白梅は楚々として |
しだれ梅の美しさはまた格別
枝の緑がなぜか初々しく色気を感じさせる
うす桃色のしだれ梅は、餅花のようにかわいい
白梅の海の下でお昼、はらはらと落ち出した雪のおまけつき
梅に雪、そして花見酒、舞台装置は万全!
隣のグループからは、昔なつかしい童謡の調べが・・・
「お花をあげましょ、ぼんぼりに・・・」と歌うのは、尋常小学校の卒業生か
午後は、原会場へと向かう
運良く、流鏑馬の披露をしていた!
きらびやかな衣装に身を包んだ射手がどうどうと入場
陶器の的を打ち落とすと、中から紙ふぶきが舞い落ちる
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威風堂々の入場 |
ばく進する人馬一体 |
紅梅の色は、予想以上にさまざま
淡い溶けそうなパステルピンクから、しっかりした桃色
ショッキングピンクほど濃いものもあれば、えんじ色のまである
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生姜糖のお菓子を思い出す |
淡いやさしいピンク |
道筋にある個人宅の戸口に、「お入りください」の札
お庭にあるのは、それはみごとな紅梅と白梅のしだれ梅・・・
主と思しき人が縁側にこしかけていて・・・
どうして公開をと問う人に、「女房の遺言だから、しょうがねえんだ・・・」
なるほど、白いしだれ梅は丈高くそびえ
紅梅のほうはやさしく控える夫婦梅
中河原地区にはいり、瑞雲寺を通り過ぎて
休憩させてもらったお宅の庭は、富士山の絶景ポイント
櫓岳の真後ろに富士山が大きく見えるのだそうだ
冬の朝方はそれはそれは美しいそうだ
曽我の梅林周辺では、どの民家にも梅が植わっているようだ
それぞれ個性ある花が競演をくりひろげている・・・
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つぼみの濃い色がアクセント |
ガクの赤い白梅 |
言葉では尽くせない梅の花、写し撮るのもまたむずかしい
ぜひ、実物を見に行ってください・・・
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